2/5(金)に引き続き、2/6(土)も東京でした。
この日は、六本木にあります国立新美術館に行ってきました。
こちらでは、文化庁メディア芸術祭が開催中で
アイデアのヒントを探しにちょっと寄ってみました。
都内だけあって、イベントは盛りだくさんです・・・
なので1日で日帰りというわけにはいきません。
さて、この国立新美術館は、建物自体がやはり美術館らしくて
美しい曲線美の外観なのです。設計は、有名な建築家の黒川紀章氏。
美術館のシンボルマークは、アートディレクターの佐藤可士和氏が担当。
また、建物が都会の景色に馴染んでいるのが素晴らしいところ。
アクセスも東京ミッドタウンから徒歩で5分程で
東京メトロ千代田線 乃木坂駅と直結し、直結するまでの通路も
美術館らしさが演出されていて、なんとも配慮が良かったです。
話はそれましたが、文化庁メディア芸術祭は2/14(日)までの開催です。
世界54カ国の2,592作品から選ばれたアート、アニメ、マンガなどのエンターテイメント
が展開されています。この他にも、任天堂Wiiなどのゲームを使った作品が展示されていました。
中でも自然と耳に入ってきて目にしたのが「Bearings Glocken(ベアリング グロッケン)」という
ベアリングの球を使って鉄琴を自動演奏する楽器でした。
鉄琴の高さと前後の間隔と球の跳ね返り、そして、跳ね返った先の受け皿として次の鉄琴の位置と
音の出方、音量と緻密に計算つくされた究極の自動演奏鉄琴だと思います。
しかも、演奏曲目が1曲のみならず、5曲と幅が広く、「まあ、なんてことでしょう」と
「劇的ビフォーアフター」の台詞が思わず出たくらい・・・(笑)
この芸術祭に参加してみて感じたことは、個人的に理解できない、あり得ないことなども含めて
一瞬のひらめきから、実際に形にしてみることの楽しさ、そして、自己満足になる
ことなく人に楽しませようとすることが、本当の芸術だと身にしみることができました。
人への配慮が新たな芸術を生んでいるのではないかと実感した2日間でもありました。
東京だけではありませんが、やはりお手本が東京にあるのは何か悔しい・・・(笑)
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